練習の成果が発揮され、目標の結果が出せた時ほど嬉しいことはありません。
達成できた裏には、何があったのか。
勉強になることも多いと思いますので、
チーム内で特筆すべき結果を残した方には、感想を聞いてみたいと思います。
今回は2回目の登場。前回の快挙から5年かけて夢を掴んだERさんです。
ERさん成長の記録
2013年12月 東京マラソン 3時間50分
2017年12月 湘南国際マラソン 3時間20分
2018年11月 初めてRumilitoの練習会に参加
2021年3月 名古屋ウィメンズマラソン 2時間59分
2021年12月 Rumilitoハーフ記録会 1時間35分
2022年3月 名古屋ウィメンズマラソン 3時間4分
2022年12月 つくばマラソン 3時間3分
2023年1月 大阪国際女子マラソン 3時間4分
2023年11月 つくばマラソン 2時間55分
2024年1月 Rumilito5000m記録会 18分14秒 (3年ぶりPB)
2024年1月 大阪国際女子マラソン 2時間52分
2024年11月 つくばマラソン 2時間53分
2025年1月 Rumilito5000m記録会 17分59秒
2025年1月 ニューイヤーハーフ 1時間22分
2025年1月 大阪国際女子マラソン 2時間51分
2025年10月 東京レガシーハーフ 1時間20分
2025年11月 富山マラソン 2時間50分
2025年12月 Rumilito30km記録会 1時間57分
2026年1月 大阪国際女子マラソン 2時間47分
サブ3した2021年3月から、次のPBまで2年8ヶ月かかる。
この期間諦めずに取り組み、そこからは右肩上がりの上達ですね!
目標達成までの軌跡(本人談)
2021年3月。名古屋ウィメンズマラソン。
初のサブ3。嬉しかったけど、不思議と涙はでませんでした。
「もっといけるかもしれない」
そんな気持ちがどこかにあって、サブエガ(2時間50分切り)を目標とするようになりました。
でもここから2年間、思うように走れなく、距離も踏めなく、ケガも続きました。
他のメンバーが早くなっていくのを見て、「置いていかれる」と何度も思いました。
泣きながらジョグした日もあります。
でも、やめることは考えませんでした。
2023年、初めて大阪国際女子マラソンに出場して、なんとか完走(制限時間が3時間10分くらい)。
ここから、今までは気持ちだけで走っていたけど、身体の声を聞くことや、焦らないことを覚えました。
距離が無理ならフォームを磨く。私は私で、他の人と比べない。
あの時間があったからこそ、初めてちゃんと自分と向き合えた気がします。
レベルが高く、ランニングにかける思いが強い人ほど、結果が出ない時の辛さは大きいもの。
それでもERさんは練習にきて、失敗を繰り返すことで、2年かけて自分にあったやり方を見つけていきました。
そして迎えた2023年11月。つくばマラソン。
2時間55分。2年8ヶ月ぶりのサブ3。
またもケガ明けで不安だらけでしたが、
ゴールした瞬間ほんとうに嬉しくて、ワンワン泣きました。
初めてサブ3した時は泣かなかったのに。
「戻って来れた」
その気持ちが大きすぎて、涙が止まりませんでした。
このレースがあったから、またサブエガを目指そうと心から思えました。
走れない時、正直ちょっと気まずい気持ちもありましたが、
誰も置いていかず、「焦らなくていいよ」という言葉に何度も救われました。
ラミリートは、やさしくて、あたたかくて、本当にファミリーみたいなチーム。
このチームで強くなりたい。その思えたことが、私の支えでした。
“Rumilito”の由来は、Run+Family+Athleteに、コーチのイニシャルTOをくっつけたものです。
向上心は常に持ち、走力関係なくメンバーを知って、心から気にかけ応援し合うチーム。
このレースをきっかけにERさんはAthlete色を強くしていき、右肩上がりでの上達をしていきます。
大阪国際女子マラソンでの走り(本人談)
2024年1月、大阪国際女子マラソンで2時間52分。
2025年1月、大阪国際女子マラソンで2時間51分。
良くはなってるけど、サブエガにはもう少し足りず。
そこで他にもレースは出てましたが、自分の性質上、長く頑張り続けるのは得意ではないので、
1年の中でもこの1本にコンディションを合わせられることを信じて、2025年はやってみました。
秋までは例年よりもハーフマラソン域の練習に取り組み、
ハーフの自己ベストを出した勢いのまま、富山マラソンでフルマラソンの自己ベスト更新。
「ちゃんと前に進めている」と実感。
4度目の大阪国際女子マラソンでは、緊張せず「今日はそのまま出せばいい」と思ってスタートラインに立つことができました。
本当は12月のマラソンに力試しとして出る予定でしたが、抽選に落選。
でも無理に代わりにレースはいれず、年内は強化の時期としました。
間違いなくこれが良かった。狙わずに出たPBで、本番は絶対的自信を持てました。
当日、サブエガペースで引っ張ってくれる集団があると知り、そこに乗ることにしました。
レースの勝負は35km。いつもそこから落ちてしまうので、落ちる前提で”粘る覚悟”はしていました。
集団は少し早めの入りから、中盤落ち着いて安定。この安定したペースに我慢できず、25kmあたりで前に出る選手もいましたが、「まだ我慢」と冷静に判断。結果この選手たちは、後半大きくペースダウンしていました。
そして30km、「いけるかもしれない」と感じ、集団から前へ。この30~35kmは、この日最速タイムで良いリズムで走れました。
しかしそんなにフルマラソンは甘くない。急に36kmで脚が重くなり、ペースダウン。
しかし応援の力で、気持ちで粘る。
キツい中でも動かす力は、秋に頑張ってきたハーフ域の練習です。頑張ってきたことが、ここで使えた気がしました。
最後は「ここで終わらせる」その気持ちだけで、最後まで踏み切りました。
30kmからペースアップする気持ちで、それまでを楽に走ることが成功へのポイント。
今まではペースアップするほど余裕がないことで、35kmから落ちてしまっていました。
後半キツいのを我慢もありますが、前半上げれるけど上げない我慢の方が、フルマラソンには大切です。
2時間47分10秒。
ゴールした瞬間、1番に出てきたのは、「嬉しい」よりも、「終わった…」という安心感でした。
今回のレースは、
「我慢して、判断して、勝負して、立て直す」
そのすべてが噛み合ったレースでした。
初めてサブ3してから、ケガなどで辛かった2年間
やっと、「あの2年があったからこそ、今がある」と言えるようになりました。
私は特別な才能があるわけでも、いつも練習で強い日ばかりではありません。
でも、遠回りしても、やめずに続けてこられたのは、胸を張りたいと思います。
まだまだ、もっとかっこよく走れるようになりたいので、
ピンクの仲間と一緒に、これからも前に進みます。
サブエガどころか、2時間47分まで到達。練習でも想定していない走りが出来ました。
もともとの攻めの性格に加え、長年の経験で身につけた冷静さ,判断力,キツい場面での粘りが見事にハマった会心のレース。
チームとしても古参メンバーでありスター的な存在であるERさん。これからも輝き続けます!
というわけで第6弾は、苦難を乗り越え、経験で技術を磨き、夢の実現を果たしたチームの顔 ERさんでした!
第7弾は来シーズン結果が出たメンバーにて!お楽しみに!