【目標達成ロード】女性No.1選手 2時間47分にかけ登るまでの5年間

練習の成果が発揮され、目標の結果が出せた時ほど嬉しいことはありません。

達成できた裏には、何があったのか。

勉強になることも多いと思いますので、
チーム内で特筆すべき結果を残した方には、感想を聞いてみたいと思います。

今回は2回目の登場。前回の快挙から5年かけて夢を掴んだERさんです。


ERさん成長の記録

ここまでの道のりは前回の投稿を参照


  コーチ

サブ3した2021年3月から、次のPBまで2年8ヶ月かかる。
この期間諦めずに取り組み、そこからは右肩上がりの上達ですね!


目標達成までの軌跡(本人談)

2021年3月。名古屋ウィメンズマラソン。

初のサブ3。嬉しかったけど、不思議と涙はでませんでした。

「もっといけるかもしれない」
そんな気持ちがどこかにあって、サブエガ(2時間50分切り)を目標とするようになりました。

他のメンバーが早くなっていくのを見て、「置いていかれる」と何度も思いました。

泣きながらジョグした日もあります。

2023年、初めて大阪国際女子マラソンに出場して、なんとか完走(制限時間が3時間10分くらい)。
ここから、今までは気持ちだけで走っていたけど、身体の声を聞くことや、焦らないことを覚えました。

あの時間があったからこそ、初めてちゃんと自分と向き合えた気がします。


  コーチ

レベルが高く、ランニングにかける思いが強い人ほど、結果が出ない時の辛さは大きいもの。
それでもERさんは練習にきて、失敗を繰り返すことで、2年かけて自分にあったやり方を見つけていきました。


そして迎えた2023年11月。つくばマラソン。

2時間55分。2年8ヶ月ぶりのサブ3。

またもケガ明けで不安だらけでしたが、
ゴールした瞬間ほんとうに嬉しくて、ワンワン泣きました。
初めてサブ3した時は泣かなかったのに。

「戻って来れた」
その気持ちが大きすぎて、涙が止まりませんでした。
このレースがあったから、またサブエガを目指そうと心から思えました。

ラミリートは、やさしくて、あたたかくて、本当にファミリーみたいなチーム。

このチームで強くなりたい。その思えたことが、私の支えでした。


  コーチ

“Rumilito”の由来は、Run+Family+Athleteに、コーチのイニシャルTOをくっつけたものです。
向上心は常に持ち、走力関係なくメンバーを知って、心から気にかけ応援し合うチーム。
このレースをきっかけにERさんはAthlete色を強くしていき、右肩上がりでの上達をしていきます。


大阪国際女子マラソンでの走り(本人談)

Screenshot

2024年1月、大阪国際女子マラソンで2時間52分。

2025年1月、大阪国際女子マラソンで2時間51分。

良くはなってるけど、サブエガにはもう少し足りず。

そこで他にもレースは出てましたが、自分の性質上、長く頑張り続けるのは得意ではないので、
1年の中でもこの1本にコンディションを合わせられることを信じて、2025年はやってみました。

秋までは例年よりもハーフマラソン域の練習に取り組み、
ハーフの自己ベストを出した勢いのまま、富山マラソンでフルマラソンの自己ベスト更新。


  コーチ

本当は12月のマラソンに力試しとして出る予定でしたが、抽選に落選。
でも無理に代わりにレースはいれず、年内は強化の時期としました。
間違いなくこれが良かった。狙わずに出たPBで、本番は絶対的自信を持てました。


当日、サブエガペースで引っ張ってくれる集団があると知り、そこに乗ることにしました。

レースの勝負は35km。いつもそこから落ちてしまうので、落ちる前提で”粘る覚悟”はしていました。

集団は少し早めの入りから、中盤落ち着いて安定。この安定したペースに我慢できず、25kmあたりで前に出る選手もいましたが、「まだ我慢」と冷静に判断。結果この選手たちは、後半大きくペースダウンしていました。

そして30km、「いけるかもしれない」と感じ、集団から前へ。この30~35kmは、この日最速タイムで良いリズムで走れました。

しかしそんなにフルマラソンは甘くない。急に36kmで脚が重くなり、ペースダウン。
しかし応援の力で、気持ちで粘る。


  コーチ

30kmからペースアップする気持ちで、それまでを楽に走ることが成功へのポイント。
今まではペースアップするほど余裕がないことで、35kmから落ちてしまっていました。
後半キツいのを我慢もありますが、前半上げれるけど上げない我慢の方が、フルマラソンには大切です。


ゴールした瞬間、1番に出てきたのは、「嬉しい」よりも、「終わった…」という安心感でした。

今回のレースは、
「我慢して、判断して、勝負して、立て直す」
そのすべてが噛み合ったレースでした。

初めてサブ3してから、ケガなどで辛かった2年間
やっと、「あの2年があったからこそ、今がある」と言えるようになりました。

まだまだ、もっとかっこよく走れるようになりたいので、
ピンクの仲間と一緒に、これからも前に進みます。


  コーチ

サブエガどころか、2時間47分まで到達。練習でも想定していない走りが出来ました。
もともとの攻めの性格に加え、長年の経験で身につけた冷静さ,判断力,キツい場面での粘りが見事にハマった会心のレース。
チームとしても古参メンバーでありスター的な存在であるERさん。これからも輝き続けます!


というわけで第6弾は、苦難を乗り越え、経験で技術を磨き、夢の実現を果たしたチームの顔 ERさんでした!

第7弾は来シーズン結果が出たメンバーにて!お楽しみに!