【レースを終えて】大阪国際女子マラソンでサブ3!

練習の成果が発揮され、目標の結果が出せた時ほど嬉しいことはありません。

達成できた裏には、何があったのか。

勉強になることも多いと思いますので、
チーム内で特筆すべき結果を残した方には、感想を聞いてみたいと思います。

第1弾は、大阪国際女子マラソンでサブ3!KMさんです。

KMさん成長の記録

学生時代の部活はソフトボール
ラミ来る前は、ランニングマシン中心
ハーフPBは1時間42分
2018年4月 Rumilito初参加 1kmMAX 3分57秒
2018年8月 Rumilito5000m記録会 22分13秒
2018年11月 初フル つくばマラソン 3時間18分
2018年12月 袋井メロンマラソン 3時間18分
2018年は月1~2回の練習会参加
2019年1月 Rumilito5000m記録会 21分10秒
2019年6月 さくらんぼハーフ 1時間33分
2019年6月 Rumilito5000m記録会 20分30秒
2019年8月 1kmMAX自己ベスト 3分33秒
2019年10月 1km×5 6分サークル 合計自己ベスト 18分42秒
2019年11月 つくば マラソン 3時間01分 大阪国際の出場権獲得
2019年は月3~4回の練習会参加
2020年1月 Rumilito5000m記録会 20分11秒
2020年1月 大阪国際女子マラソン 2時間57分

サブ3までの軌跡(本人談)

ラミの練習に本格的に参加し始めたのは、昨シーズンの夏頃でした。

それ以前にハーフマラソンには何度か出走したことがあったのですが、時計すら持っていなかったので、どのくらいのペースで走るなどは全く意識していませんでした。

ただがむしゃらにゴールを目指して走っている感じでした。

ラミに入ってからは、ランニングの奥深さを教えてもらいました。
設定ペースで長く走り続けることや、フォームの改善など、一人で走っていた時とは全く違う練習で、毎回ワクワクしながら参加していました。

コーチ

初めはとにかく不器用で、身体の動きがギクシャク!
でもたくさん質問してきたり、かなり真面目な印象でした!
もちろんこの頃は、翌年サブ3を狙うことになるなんて想像もしてなかったです…

そして、ラミで走り始めてから3か月後の初マラソンでは、3時間18分でゴールしました。

初マラソンのタイムにしては速かったらしく、ラミのメンバーが驚いて祝福してくれるので、マラソンが自分に向いているのかもしれないと思い始めました。

コーチ

練習的にもサブ3.5行けるかな、という練習くらいしかしていなかったので、ビックリでした!そしてこの感想ww

その頃、3時間10分以内のフルマラソン記録を持てば出場できる、大阪国際女子マラソンという女子のトップレースがあることをコーチに教えてもらいました。(本人知らなかったんです)

しかし次のレースでは、もっと本気で突っ込んだ走りをしようと意気込んだ矢先、足に怪我をしてしまいました。春先は、歩くのも困難な時期があり、リハビリで辛い日々を過ごしました。

怪我から4か月後にやっと完治し、そこから半年間は 3時間10分切りを目標に練習を積み重ね て、今シーズン前半のマラソンに挑みました。結果は、3時間01分でゴール。大阪国際女子の出場権を獲得しました。

コーチ

この時も、3時間10分行けるかな、という練習しかしていなかったのでビックリ!調整力、メンタルコントロールも非常に上手なのです!

初マラソンが自己ベストだったので、そこから8分縮めようと頑張ってきましたが、想定を上回るタイムに自分でも驚きました。暑い時期も練習してきた甲斐がありました。

自分の中で成功のイメージを高め、その勢いでサブ3を狙って大阪国際に出場しました。 結果は2時間57分

昨シーズンの夏頃はサブ3という言葉すら知らなかった私が、今回のレースでここまで出来るとは、あの頃全く想像していませんでした。

コーチ

2年も経たない期間でこの進化。正直練習ではここまでの走りは出来ていないですが、マラソンはメンタルが非常に関係してきます。
目標を大幅に上回って走るKMさんは、ペースよりも、このくらいのキツさだったら最後までもつかな〜という感覚を頼りに走っています。
これが非常に重要で、自分にブレーキをかけず、一定のリズムで最後まで押しきる あるいは落ちても最小限で留まれる走りに繋がっているのです。

大阪国際女子マラソンでの走り(本人談)

大阪国際女子マラソンでは、同じペース集団の中で駆け引きしながらうまくペースを保つことが出来ました。

周りの選手全員が安定したペースで走るので、安心して集団に付いていられました。

今回は、サブ3ペース以下の4分08秒~11秒/kmという余裕を持ったペースで終始走ることを目標に走り続けました。

結果、後半落ちたもののこれまでのレース程の落ち方ではなく、最後まで辛いと思うことはありませんでした。

コーチ

まだ伸びるな。笑

大きな大会で走れているという高揚感と、同じ日に別のレースに出ているラミ仲間が遠くで応援してくれているという支えが、そうさせてくれたのだと思います。

大阪女子国際マラソンでは、レース前に選手控室で待機している時から、選手全員が今日の自分に打ち勝つことを目標にしていることが、ひしひしと伝わってきました。

そこにいた選手は本気で自分の時間をランニングに費やしてきているはずで、自分一人の力ではこの場所に立てなかったと思っている人が大半だと思います。

コーチ

客観的にみていますね(笑)。
大舞台で緊張しないためには、良いメンタルのもち方を自然としています。

本気で挑むスポーツは周りのサポート無しには出来ないように思います。
それが私にもあったことが、何よりも幸せに感じます。

コーチ曰く、私にはまだまだ改善できるポイントが沢山あるようなので、フォームの改善とスピード強化を行い、ゆくゆくは 2時間50分切りを目指したいです。

コーチ

まだまだギクシャクな動き、身体も硬く、スピードも無いので、まだまだ伸び代はあります。ゆくゆくどころか、今冬やっちゃうかも。。。

はい、というわけで、第1弾はラミ女子トップ、初の国際大会でサブ3達成のKMさんでした!

そして今回はまだまだ快挙達成の方々がいますので、追って更新していきます!!