【レースを終えて】勝田マラソンでサブ3!

練習の成果が発揮され、目標の結果が出せた時ほど嬉しいことはありません。

達成できた裏には、何があったのか。

勉強になることも多いと思いますので、
チーム内で特筆すべき結果を残した方には、感想を聞いてみたいと思います。

第2弾は、勝田マラソンでサブ3!OOさんです。

OOさん成長の記録

禁煙をするため走り始める
2014年10月 初ハーフ タートルマラソン 1時間43分
2015年1月 初フル 勝田マラソン 4時間11分
2015年3月 かすみがうらマラソン 3時間49分
2016年1月 勝田マラソン 3時間50分
2017年1月 勝田マラソン 3時間44分
ここで初めてすごく練習 月300kmペースで走破
2017年11月 つくばマラソン 3時間15分
2018年1月 勝田マラソン 3時間5分
2018年3月 板橋マラソン 3時間4分
2019年3月 板橋マラソン 3時間8分
2019年7月 Rumilito初参加 1kmMAX 3分36秒
2019年10月 富山マラソン 3時間4分
10月までは月2~3回の練習会参加
2019年12月 1kmMAX自己ベスト 3分15秒
2019年12月 1km×5 6分サークル 合計自己ベスト 17分35秒
2019年12月 20kmTT 1時間19分
11月以降は月6回以上の練習会参加
2020年1月 Rumilito5000m記録会 18分11秒
2020年1月 勝田マラソン 2時間57分

サブ3までの軌跡(本人談)

ランニングを始めて5年ほど経ちます。

きっかけは禁煙です。やめると禁断症状で夜寝れなくなりました…。
体を酷使すれば夜寝れるかな、と安易な気持ちで走ることを始めました。

走り始めて2ヶ月、走れる距離が徐々に長くなり、走るのが楽しくなってきました。
初めてハーフマラソンにも出て、ゴール後にみんなで呑むビールが最高だと、この時初めて味わいました。

翌年、初フルとなった勝田マラソンでは4時間11分

30k過ぎからほぼ歩いたのと、歩道に上げられたのを今でも覚えてます(笑)。

そこから少しずつタイムを伸ばして、板橋マラソンで3時間4分!
やった!次はサブスリーじゃん!!

、、、、と思ってた自分が恥ずかしい…。

サブスリーの世界は甘くなかった。あと4分が遠い。いくら練習しても届かない…。むしろタイムが遅くなる…。テンションも駄々落ち。

自分の練習には何が足りないのだろうと考えました。
長く、楽に4分15秒/km(サブ3ペース)を続けられるためには何をしたらいいのか。ただガムシャラに走るだけじゃダメだな、スピード練習も必要だな、、と。

そんな時、知人の紹介で、ラミリートの練習に参加してみました。

<strong>コーチ</strong>
コーチ

サブ3を狙うタイムを持っていれば、ラミリートではAチームに入ります。
最初は早いオーラ全開で、静かでしたw

そこでは、まずコーチにフォームのダメ出し。(え?!俺のどこがダメ!?)

腰高で走ってると自分では思ってたけど、実際映像見るとダメダメ。
これが…俺…か?!

コーチの言う通りで、自分が思ってる姿勢と、他人が見る姿勢は違うのだ!!と痛感しました。

<strong>コーチ</strong>
コーチ

OOさんも動きづくりが本当に酷かった。。
腰が落ちて、膝から足を前に出すフォームだと、
脚の筋肉を使ってしまいます。

そこからは、サブスリー目標に、フォーム改善と心肺機能強化を取り入れてきました。

そして何よりラミリートメンバーは面白い人ばかり。
みなさん練習を、楽しい中でも真剣に取り組んでる。

練習はキツイが、みんなとなら頑張れる!楽しい!1人じゃない!
こんな中でサブスリー出来たら幸せだな、と思わせる場所。

周りのメンバーが次々とベストを更新するのに引っ張られ、11月から練習会への参加を増やして頑張りました。


ラミリートでは、毎回の練習会でタイムを取り記録として取っているので、
サブ3を出した方の短い距離のタイムや、レース何ヶ月前にこれくらいで走っていた..というデータが膨大です。

私も、それらをクリアすることで自信を深めていきました。

<strong>コーチ</strong>
コーチ

周りの成長で、フォームを本格的に見つめ直すようになりました。
特に早い方はタイムばかり気にして、ガムシャラに走ってしまいます。それではマラソンに繋がりません。
いかに省エネなフォームでスピードを出せるようになるかが、マラソンに繋がります。
OOさんもだんだん動きづくりがうまくなっていき、楽に4分/kmほどのペースで走れるようになっていきました。

そして迎えた5度目の勝田マラソン。

結果は2時間57分


サブスリー達成っ!涙

板橋2018から約2年もかかってしまった。。

もっと早くラミリートに入ればよかった。

やはり練習の質が良かったんだなと感じました。
最大のテーマだった30kmの壁も何とかまとめられたし。

あとは、12月の湘南国際に応援行ったのも良かったかな。
みんなが続々とベストを更新するのを見て、とても刺激を受けました。

<strong>コーチ</strong>
コーチ

ハーフマラソンまでは走力があればかなりの確率でうまく走れますが、フルマラソンは走力だけではうまく走れません。
OOさんはフォーム、そしてメンタル(笑)に課題があり、メンタルは自信をつけることで克服しました。

勝田マラソンでの走り(本人談)

1月26日勝田マラソン当日。

4時に起床。ついにこの日がやってきた、練習の全てを出す日が。

勝田に着いて、みんなのもとへ。

意外と緊張してない自分。準備して、アップへ向かう。
100mダッシュとジョグを何本かして体を温める。

<strong>コーチ</strong>
コーチ

フルマラソンでも、アップにダッシュを入れるのは効果的です。
・1度ハアハアさせて酸素を取り込みやすくする
・身体の反応が良くなる

といった効果が期待できます。

10:00

集合写真撮って、みんなで気合い入れ合う!

みんないい表情してるな。

最後のトイレして、スタート位置Cブロックへ。

スタート前は、3時間5分を狙うメンバーと一緒に並んでお互いのレースプランを確かめ合う。

「コーチに前半は4分10秒/kmペースで。と言われたからそのタイムで入るよ」と、伝える。

10:25

スタート5分前

いつもはグロスで時計測ってるが、ネット計測に変更。
グロスだと、タイムが遅く見えちゃうから焦って突っ込む恐れがあるからだ。

今日は絶対サブスリーできる!と自分に言い聞かせてスタート待つ。

10:30

いざスタート!

スタートラインで時計をポチる。

仲間と「頑張ろう!」とお互い声掛け合って別れる。

3km地点

「4分10秒ペースでいけてるよ!」と後ろから声かけられる。別れたはずのメンバーだ!?「お、おう!」(ビックリしたなぁ。後ろ付いてきてたのかw)

5km地点

サブ3のメンバーが前に!

「頑張りましょう!」

と声かけて、華麗に抜いていく。

10km地点

時計を見る。

4分5秒/km?!ペースは早かったが、楽に走れてる感じ。
10kmまでの平均ペース4分10秒/km。よしよし。

14km地点

1番厄介なところに差しかかる。

長い下りと、長い登りだ。

「この長い下りで突っ込まないように!」と、チームメイトの言葉を思い出す。

下り4分1秒、登り4分20秒。呼吸もそんなにキツくない。
ふぅ、まずまずだな。

<strong>コーチ</strong>
コーチ

登りでも下りでも、冷静に同じリズムで走ることが大事です。
特に前半であれば尚更。

ハーフ地点

1:27:27

なかなかのタイム。ここまで平均ペース4分8秒/km。
足も全然残ってる。調子がいい。

25km地点

線路の陸橋を上って、下る。

今までの自分はこの辺りからキツくなってきてたが、まだ余力残ってる感じだ!
マジか、このままいけちゃう??、、、、いかんいかん、油断は禁物だ!
この先何が起こるかわからん。
4分10秒、4分10秒っ!

ここまで平均ペース4分8秒。いいぞ!

<strong>コーチ</strong>
コーチ

そう、ここが1番の調子乗りポイント。
ハーフ〜30kmまでの走り方が重要です。
色んな邪念が頭をよぎりますが、いかに平常心で、同じリズムを保てるかです。

30km地点

2:04:16

サブスリーペースより3分ほど早いタイム。

さすがに足が少しずつ重くなってくるのを感じる。25k地点での足の感覚とは全く違う。30kの壁はやはり高い。

だけど今回は負けない!

練習頑張ってきたのだから。

31km地点

エイドで給水して、体を落ち着かせる。

ふぅ、リラックス、リラックス。いける、いける!と自分を持ち上げる。あと11k!

<strong>コーチ</strong>
コーチ

ここで気合いではなく、リラックスを心がけれたこと!
このメンタルの持ち方が良かったですね!

35km地点

30-35kの平均ぺースが4分16秒に落ちる。

2:25:36。

ここまでいいペースだがまだ安心できない。
足が重い…。くぅぅ、心が折れそうになる。

前半の貯金をここで切り崩す。

平均ペース4分9秒。

36km地点

頭に血が巡ってない感覚。フラフラする。

はっ?!まさか、ハンガーノックか?!

あぁ、目眩もする…。ヤバイ。何とか持ってくれ、俺の体。

37km地点

長い直線に出る。

ここがツライ。長い…。アップダウンあるし…。次の左折がなかなか見えない。直線4kmくらいあるのかな。

時計をチラリ。平均ペース4分10秒/km。

ここからは気力との勝負だ。必死に喰らいつく。今日こそはサブスリー!!

湘南国際で頑張ってたみんなを思い出す。

40km地点

時計を見る。

2:47:18

サブスリーを確信した瞬間。あと12分で2.195km。大丈夫だ。

だがこの時、織田練でコーチに言われた一言を思い出す。

「Yさん越えで」

Yさん2時間57分後半だったかなぁ。正確な時間までは覚えてない。
余計な思考回路が働く…。全くなんて人だ。人を競い合わせるのがうまい。

さぁラストスパート!!

<strong>コーチ</strong>
コーチ

このレベルだと、数分でも大きな差。
せっかくここまで来ているんだから、1秒でも早くゴールした方が、後々後悔しません。

競わせているのではなく、OOさんのためですよ(笑)

フィニッシュ

ゴールゲートの時計を見ながらラストダッシュ!!

2:57:11

はぁ、はぁ、はぁ、やった!!!

サブスリー達成だ!!

「よっしゃー!」と大声上げたかったが、恥ずかしいので、小声で「よっしゃ」と、ちっちゃくガッツポーズ。

涙が溢れて止まらない。嬉しい。

練習頑張って来てよかった。

こんなに自分のことで感動したのは久しぶりだ。

記録証貰いに行く。

間違いない、サブスリーだ(涙)

ありがとうコーチ!ありがとうみんな!

ゴール後

荷物を置いてある拠点へ戻る。

10分後くらいにスタートで話したメンバーが戻ってきた。

建物内に響き渡るようなでっかい声で「どうだった?!」と聞いてくる。
自分も「やったよ、サブスリー!」とでっかい声で返す。

「やったじゃん!!」と自分のように喜んでくれた。
抱き合うオッサン2人。みんな見てますよw


と、まぁサブスリーへの道のりは大変でした。努力は裏切らない。ですね。

今後はサブエガ目標ですが、最終的にラミトップのタイムを目指したい!

<strong>コーチ</strong>
コーチ

スピードがある方は、省エネフォームとメンタルのもち方を磨いていけば、一気に覚醒します。
まだまだ参加してから1年弱。
サブエガはサクッと達成して、国際レースまで行って欲しいですね!!

はい、というわけで、第2弾は勝田マラソンでサブ3達成のOOさんでした!

どんどん更新していきます!

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